【⾳楽】ハンバート ハンバート×【出演】市川実日子×【監督・撮影】奥山大史 によるミュージックビデオ「In The Dark」が完成! 4/10(木)21:00プレミア公開決定
2024年11月にリリースしたアルバム『カーニバルの夢』の収録曲「In The Dark」のミュージックビデオが完成、4月10日(木)21:00よりYouTubeでプレミア公開されます。
本ミュージックビデオの監督・撮影を映画『ぼくのお日さま』の奥山大史がつとめ、今年の話題となったドラマ「ホットスポット」に主演した俳優の市川実日子が出演。
3組のクリエイターによる夢のコラボレーションが実現した。
映画『ぼくのお日さま』は、ハンバート ハンバートが2014年に発表した同名楽曲「ぼくのお日さま」にインスピレーションを受けた奥山が監督・撮影・脚本・編集を務め、劇伴を佐藤良成が担当。
第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品されるなど、多くの国際映画祭からの招待を受け、国内外で多数の賞を受賞した話題作。
奥山は、これまでに米津玄師の「地球儀」をはじめ多数のミュージックビデオを手がけており、本作の監督オファーを受け、「(楽曲を聴いて)皆それぞれ持っている『別れの記憶』を呼び起こしてくる歌詞。
でもその別れを、決して悲観しない、寄り添って肯定するようなメロディ。そんな印象を大切にしながら、アルバムが持つ『夢』というテーマともリンクする映像が撮りたい」と思ったとコメント。
コンセプトの企画段階から、市川実日子をイメージして「夫が見ていた景色を、夢に見る女性」という物語を想定したという。
このミュージックビデオの中で、市川演じる女性が見る「夢」の風景は、奥山自身が、フランス公開のキャンペーンで訪れたパリ、第72回サンセバスチャン国際映画祭で訪れたスペイン、第49回トロント国際映画祭で訪れたカナダ、第29回釜山国際映画祭で訪れた韓国、第21回香港アジア映画祭で訪れた香港、Journey through Japan on Screen で訪れたフィリピンなど、『ぼくのお日さま』で招かれ、訪れた国で撮影したもの。
カメラを通してつながる夫婦のあたたかな世界が、多様な人種、国とともに映し出され、楽曲の世界観を無限に広げていく映像に仕上がっている。
佐藤良成(ハンバート ハンバート)コメント
なぜアルバム発売から5ヵ月経った今ミュージックビデオ公開なのかというと監督が〆切を守らなかったからなのですが、しかし出来上がった映像を見たら、そんなことは吹き飛んでしまいました。私のたった3分半の曲が、彼の手にかかるとまるで1本の映画になるんですね。奥山大史、類稀なる目を持つ監督です。
佐野遊穂(ハンバート ハンバート)コメント
なんと、嬉しいことに市川実日子さんが出演してくれました。奥山監督の揺れる光と実日子さんのそこはかとなく不確かな印象が、曲にぴたりと合った映像になりました。ぜひ観てください。
奥山大史 コメント
生意気ながら、少しでも恩返しがしたい、という気持ちで撮り始めました。でも、想定していたよりも、沢山の時間をかけて、沢山の人や光や感情に出会わせてもらい、結果また恩ができてしまいました。
想像の余白があって、そこに物語を感じずにはいられない。それが僕にとって、ハンバート ハンバートさんの楽曲と、市川実日子さんのお芝居に、共通して感じる魅力です。双方の力が相まって、色んな人の、色んな痛みに、そっと寄り添うような映像ができあがりました。ぜひご覧ください。